Japanese

どんな研究をしているの?

研究

一言で言いますと、「電磁波回路」に関する研究を行っています。「電磁波」と言っても周波数の範囲が広いのですが、研究のターゲットはGHzの単位が使われている周波数で、マイクロ波帯やミリ波帯と呼ばれる周波数を扱っています。スマートフォンや無線LANなどのワイヤレス通信によく使われる周波数帯です。本研究室では、ワイヤレス通信で最も重要なハードウェアコンポーネントであるマイクロ波・ミリ波受動回路(フィルタ、アンテナ、パワーデバイダ、それらの複合回路など)の研究です。

理論、設計、実験、シミュレーション(ソフトウェアからハードウェアまで)

マイクロ波・ミリ波帯の研究は、ソフトウェア(PCを使ったシミュレーションや設計)から、ハードウェア(モノを作って実験する)まで全て行えます。

自らマイクロ波回路を設計し、PCを使って特性を求め、設計したマイクロ波回路を試作し、測定器で実験をする。

理論通りの特性が実験で得られたときは感激ものです。ハードウェア、ソフトウェアのどちらに興味がある人でも真剣に楽しんで取り組める研究分野です。

研究時間

研究環境

卒研テーマ

基礎勉強

過去の卒業論文

卒業論文一覧をご覧下さい。

最近の就職先

2023年度

  • 学部生(7名):大学院進学(埼玉大6名)、セイコーウオッチ
  • 大学院生(2名):四国電力、三菱電機、日本電気、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ

2022年度

  • 学部生(7名):大学院進学(埼玉大6名、他大学1名)
  • 大学院生(2名):村田製作所、メイテック

2021年度

  • 学部生(8名):大学院進学(埼玉大5名、他大学1名)、住友重機械搬送システム、リクルートR&Dスタッフィング、テレコメディア
  • 大学院生(5名):TDK(2名)、東芝、首都高速道路、日立ハイテク

2020年度

  • 学部生(8名):大学院進学(埼玉大3名)、TDK、協和エクシオ、コンピュートロン
  • 大学院生(5名):セイコーエプソン、ソニー、東京電力、オムロン、JKK教育

2019年度

  • 学部生(7名):大学院進学(埼玉大6名)、NTTデータフォース
  • 大学院生(8名):村田製作所(2名)、キヤノン、電源開発、東北電力、東北電力ネットワーク、首都高速道路、本田技研工業

2018年度

  • 学部生(9名):大学院進学(埼玉大4名)、ニシヤマ、ローム、広島市役所、東芝インフラシステムズ
  • 大学院生(9名):キヤノン(2名)、NTT東日本、日立製作所、三菱電機、東北電力、コニカミノルタ、凸版印刷、三和システム電機

2017年度

  • 学部生(9名):大学院進学(埼玉大8名)
  • 大学院生(7名):日本電気、キヤノン、いすゞ自動車、第一生命情報システム、三菱ビルテクノサービス、ヤマハ発動機、アズビル

2016年度

  • 学部生(9名):大学院進学(埼玉大7名)、テプコシステムズ、山形県
  • 大学院生(7名):ファナック、沖電気工業、NTT東日本、三菱電機、パナソニック、セイコーエプソン、凸版印刷

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1年間の活動予定

研究室配属~卒業論文までの1年間の予定です。

前期と後期の期間中は毎週1回ゼミがあります。ゼミでは、各自の研究進捗状況の報告や、学会の発表練習を行っています。ゼミ以外でも研究室では毎日のように研究について指導や討論があります。

研究発表・学会活動

大学院生も積極的に学会発表を行っています。

どんな知識・科目が必要?

電磁波を扱うので、

などです。これらは当研究室の配属に必須ではありませんが、履修をしておくのが望ましいです。

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